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- アポロエンジニアリング って、なにをしている会社?
電化製品・ゲーム・パソコン・携帯電話などに加え、最近では自動車をはじめとする移動体や住宅内の諸設備、コンサートチケットに至るまでさまざまな製品に使われ、私たちの生活を豊かにしている「半導体」。この半導体を使用したICチップ製造プロセスの一部を当社では行っています。
では、「半導体」とはどんなものなのでしょうか。
鉄や銅、アルミニウムなど電気を通すものを「導体」といい、ガラスやゴムなど電気を通さないものを「絶縁体」といいます。そして、シリコンなど電気を通したり、通さなかったり、与えられる条件によって、導体・絶縁体の性質を持つことができる物質のことを「半導体」といいます。
半導体ができるまで(全体の流れ)
半導体製造の工程は、大きく分けて「前工程」「後工程」に分けられます。
前工程は、「拡散工程」とも呼ばれ、300~400工程ものプロセスがあり、最終的に「シリコンウェハーにIC回路を作りこむ」工程です。
後工程は、完成したウェハー上のICチップを1個1個検査した後、ウェハーを切り分け、良質チップだけを使い使用目的に合った形状のパッケージに加工・形成します。
前工程
- 高純度のシリコン単結晶ウェハーを使用
- 個々のトランジスタを分離するためのパターンを形成
- 数千万個~数億個の微細なMOSトランジスタを形成
- 銅などを用いた多層の配線電極を形成
- チップ裏面の保護のための強固な保護膜を形成
- シリコンチップの検査
アポロ電子の作業範囲
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使用目的に合わせて薄く加工。ウェハー状態で裏面を研削
後工程
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ウェハーを個片化し、チップを切りだす
- 高純度のシリコン単結晶ウェハーを使用
- 切り出したチップをリードフレーム(外部接続するための台座)に貼り付け
- チップのパッド(外部機器とつながる端子)部とリードフレームを接続
- 最終の出荷チェック
- 出荷
※注:ここで紹介するプロセスは代表的なプロセスの概要です。製品により最適なプロセスで加工されます
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